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「鯖猫長屋ふしぎ草紙(八) (PHP文芸文庫)」を読みました! [今読んでいる本]

「鯖猫長屋ふしぎ草紙(八) (PHP文芸文庫)」を読みました!

鯖猫長屋ふしぎ草紙(八) (PHP文芸文庫)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(八) (PHP文芸文庫)

  • 作者: 田牧 大和
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2020/03/06
  • メディア: 文庫


江戸の根津宮永町にめずらしい雄の三毛猫がいる長屋があった。通称「鯖猫長屋」
きれいな鯖縞模様で、すべてを理解しているかのようなふるまいで「大将」や「サバ」と長屋の住人からも一目も二目もおかれていた。
その飼い主はサバをモデルに猫の絵ばかりを描く売れない絵描き「青井亭拾楽(あおいていしゅうらく)」。
だがその長屋にはわけありの人が引っ越してきたり、幽霊の噂に長屋の住人にひきおこる事件、なぜか不可解なことが立て続けに起こる。
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鯖猫長屋に白い鴉がやってきた。片目が赤い目をした鴉だ。
それを境にサバの大将が「普通の猫」のようになってしまった。

動揺する拾楽のもとに、長屋の大家であるお智と、二キの隠居のところの太一坊が行方不明になったと知らせがきた。

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サバが「普通の猫」のようになる。ってのに読者の私も動揺してドキドキしてしまいました(笑)
いやでも実際、このサバの状態は目を引き付ける予想外の展開でがつがつ読みたくなってしまいました!
けど立てこもりの事件はしょーもない内容でびっくり(話のなかでも突っ込まれていたけど)

でも何よりもサバが普通に戻ってくれたことにほっとしました!
しゃべらなくても存在感たっぷりのサバとさくらがやっぱり好き♪

あと猫先生が恋する乙女みたいになってきたのがちょっと笑える(笑)
影を背負った最初の先生も好きなんだけどな~幸せになってほしいけど(笑)


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