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「鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)」を読みました! [今読んでいる本]

「鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)」を読みました!

鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(五) (PHP文芸文庫)

  • 作者: 田牧 大和
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2018/09/07
  • メディア: 文庫


江戸の根津宮永町にめずらしい雄の三毛猫がいる長屋があった。通称「鯖猫長屋」
きれいな鯖縞模様で、すべてを理解しているかのようなふるまいで「大将」や「サバ」と長屋の住人からも一目も二目もおかれていた。
その飼い主はサバをモデルに猫の絵ばかりを描く売れない絵描き「青井亭拾楽(あおいていしゅうらく)」。
だがその長屋にはわけありの人が引っ越してきたり、幽霊の噂に長屋の住人にひきおこる事件、なぜか不可解なことが立て続けに起こる。
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拾楽の前に、拾楽が義賊であったころの知り合いが姿を現した。

その女盗賊あざみは昔の話で拾楽を脅し、ある子どもをさらってほしいと願う。

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今回はハラハラする話でした!
初めてでは?というぐらいのハラハラ感!
しかも最後の最後でもホッとできない展開!!
次の巻が気になります!

ひとつ好きなシーンがありました。
「拾楽は自らを嘲笑った。
 自分は、ほっとしている。
 お智のお蔭で、あざみの目をおはまから逸らせたことに。」
ってとこ!!
のらりくらりと認めなかった猫先生には超めずらしい感情描写!
きゅ~んってなった♡

これも含めて次の巻きになる~♪

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