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「鯖猫長屋ふしぎ草紙(四) (PHP文芸文庫)」を読みました! [今読んでいる本]

「鯖猫長屋ふしぎ草紙(四) (PHP文芸文庫)」を読みました!

鯖猫長屋ふしぎ草紙(四) (PHP文芸文庫)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(四) (PHP文芸文庫)

  • 作者: 田牧 大和
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2018/03/08
  • メディア: 文庫



江戸の根津宮永町にめずらしい雄の三毛猫がいる長屋があった。通称「鯖猫長屋」
きれいな鯖縞模様で、すべてを理解しているかのようなふるまいで「大将」や「サバ」と長屋の住人からも一目も二目もおかれていた。
その飼い主はサバをモデルに猫の絵ばかりを描く売れない絵描き「青井亭拾楽(あおいていしゅうらく)」。
だがその長屋にはわけありの人が引っ越してきたり、幽霊の噂に長屋の住人にひきおこる事件、なぜか不可解なことが立て続けに起こる。
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同じ鯖猫長屋の仲良し夫婦、利助とおきねが刃物を取り出す大喧嘩を起こす。
そして化け猫騒ぎが起こりサバの妹分さくらが人間に襲われけがをする。

その双方どちらにも怪しい呪い師の影が。
彼の狙いは・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

尻尾をつかまれてシュンとなっている狐の姿とか、
妖系が効かない掛井が妖狐をいとも簡単につかまえちゃうとか、
しゃべらなくても人間に指図できてしまうサバとか、
いろいろ映像で想像して(・∀・)ニヤニヤしながら読んでしまった巻でした(笑)

でもさくらがけがをするシーンが猫を飼っている身として許せん。
猫先生の怒りが手に取るようにわかりました。
飼っているとフィクションでも想像がリアルにできてしまいつらいんですよね。

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