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「マカロンはマカロン 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫)」を読みました♪♪ [今読んでいる本]

「マカロンはマカロン 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫)」を読みました♪♪

マカロンはマカロン (創元推理文庫)

マカロンはマカロン (創元推理文庫)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: 文庫


商店街にある小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」
雇われ料理長・三船シェフは変わり者。
長い髪を後ろで束ね、無精ひげを生やし、フランス修行時代は「サムライ」などと言われていたらしい。
無口で謎だが、その鋭い観察力と推理力がふと起こる謎をすべて解決してしまう。

副料理長の志村洋二、優しく温和だが怒ると怖い、三船シェフの料理に心酔している。
金子ゆき、20代後半と若いソムリエだが、髪を短く刈り上げ仕事への情熱は本物だ。
ギャルソンの高築智行。働き始めて間もないが真面目な青年。

従業員はこの4人。4人でまわせる小さなレストランだが味は逸品。
ここで起こるちょっとしたミステリと美味しそうな料理の話。

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シリーズ3巻です!
特殊な視点からの話が多かった2巻目とは違い、ギャルソンの高築くん視点の話に戻った3巻でしたね。
「追憶のブータン・ノワール」や「マカロンはマカロン」のような人種やトランスジェンダーなど、現在の問題が取り扱われていていろいろな種類の話があっていろいろ感慨深かった。

怖かったのは最後の話「ヴィンテージワインと友情」
終わった後、え?終わり?って思うほどショックな感じだった。

あ、でも「タルタルステーキの罠」もサスペンス感漂う感じで別の意味で怖かった。

ヴィンテージワイン・・は人間の不快な部分の話が濃くてショックだったけど。
だからこそこんな話で終わりじゃなくて、4巻目も読みたい!お願いします!!><

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