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「伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば (伯爵と妖精シリーズ)」を読みました。 [今読んでいる本]

伯爵と妖精シリーズ13冊目「伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば (伯爵と妖精シリーズ)」を読みました。
友達が貸してくれたので読み始めました。


伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)

伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)

  • 作者: 谷 瑞恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/12/26
  • メディア: 文庫




ときは19世紀半ばのイギリス。
リディアは妖精が見え、そして話ができる女の子。
亡き母のあとを継ぎ、今はもう少ない妖精の知識を持ち、妖精と交渉ができる仕事「フェアリードクター(妖精博士)」という仕事をしている。

リディアはエドガー・アシェンバート伯爵に雇われた。
彼は妖精界に領土を持つといわれる通称青騎士伯爵。
だが彼は青騎士伯爵の血筋ではない偽物。
古い貴族であったが、アメリカのプリンスという男に家族を皆殺しにされ誘拐拉致され奴隷にされたが、仲間とともに命からがら逃げてきたという元・盗賊だ。プリンスへの復讐のために青騎士伯爵の地位を得たのだ。

英国を追われて亡命したジェイムズ2世の孫:チャールズ・エドワードは自らの王位継承権を主張して反乱を起こした。結局彼は敗れたが、そのスチュアート家の血を引く者としてプリンスは王位奪還を狙っているらしい。

また彼の刺客としてやってきたユリシスという青年。
彼は青騎士伯爵の庶子の血を引き、フェアリードクターの強い力を持っていた。

最初は利用するため、またなりゆきで婚約した2人だったが、本当に愛し合っていると自覚した2人は本当に結婚することにした!


リディアとエドガー、リディアを小さいころから見守っている妖精ニコ(猫の姿をしている)、エドガーと同じくプリンスから逃げ出してきた仲間たちであるエドガーの忠実な従者の体内に妖精を宿らせる少年:レイヴン、レイヴンの異父姉弟であり一度エドガーを裏切り死亡したが妖精となりよみがえったアーミン、少しづつ味方を増やしプリンスに挑もうとしていた。


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結婚式の準備を進めていた2人だが、リディアに亡き母アウローラの故郷から婚約者と名乗る男が現れた。
母の実家マッキール家は自らの魔力を守るため妖精と子供を交換したり(チェンジリング)、預言者という何百年と眠っている死者と家の娘を結婚させようとする特殊な一族だった。
マッキール家に年頃の魔力の強い娘がいなくなったためにリディアが連れ戻されようとしていた・・・!!!


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前の巻の描き下ろしだったリディアの両親の話がまさに影響していた話でした。
なんか全体的に話がつらい方向へ進んでいます。
さて、どうなるんだろう・・
誰かが欠けたりするのは嫌ですね。




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