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「聖者は薔薇を抱きしめて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」を読みました♪ [今読んでいる本]

”ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズ26冊目「聖者は薔薇を抱きしめて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」を読みました!!
先月末に発売されたばかりの最新刊です!!
3か月連続刊行の最後の巻ですね・・。
せっかく月1で読めてたのに・・残念[バッド(下向き矢印)]





19世紀のイギリス。
ロンドン郊外の町にある仕立て屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」の女店主クリス。彼女が主人公。
クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれるといううわさがあり、大評判となっていた。
作るドレスとはうらはらに、彼女は着飾ることをせず、とても内気な少女だった。

同じく薔薇色で働く裁縫はまったくできないが、経営や家事をうけもつクリスの理解者であり親友の美しい売り子のパメラ。
また、1巻目で客として出会い、それ以来何かとクリスを助ける伯爵の令息シャーロック・ハクニール。
長い間想いあってきたシャーロックとクリス。
とうとう互いに思いを確かめ合い、恋人同士になった。

だがクリスがずっと「死んだ」と周りに言ってきた母親リンダが闇のドレスとともにクリスに迫ってきていた

身分違いの恋、闇のドレスと母親との対峙、クリスは少しずつ強くなっていく-----------


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闇のドレスの陣営と決着をつけ、シャーロックとクリスは恋人同士になった。
そして、シャーロックはプロポーズし、クリスはそれを悩んだ末了承した。
だがそこからが本当につらいときの始まりだった。
大貴族と労働者階級の身分違いの恋。
シャーロックの両親、一族、すべてから結婚を反対されていた。
それでも数々の苦難を乗り越え、今までかかわった人々の中から協力者も出てきてくれて、少しずつよい方向へ進んで行っていた。

だが、シャーロックは廃嫡される方向へ。
クリスの薔薇色はゴシップ記事を面白がる客であふれかえることに・・・・

今回はそんな本編のさなかの短編・中編集でした。

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なんと次は最終巻・・!!早く読みたいような読みたくないような・・・でも楽しみ(笑)

早く本編を読みたいのに短編集って・・って思ってたんですが・・・・全然!!!そんなことはないです!!
これは読んでよかったと思わせる本でした!!

短編も面白かったのですが、今回の題にもなっている書き下ろしの中編「聖者は薔薇を抱きしめて」がと・て・も・素晴らしかったのです[exclamation×2][ぴかぴか(新しい)]

主役はパメラ。
ここ最近の本編では主役のクリスとシャーロックが苦難の道を歩んでいる姿が描かれ続けていたわけですが、そこでは描かれていなかったパメラ側の事情が丁寧に展開している作品でした!!

描かれているのはパメラの結婚、今までわからなかった母親と父親のこと、そしてこれからどうするか、パメラの人生のすべてといってもいいほどのことが詰め込まれています!
中編というと本編とは別のおまけというイメージがあるのですが(つまり読んでいなくても本編を読むのに支障がでないイメージ)、これは全っ然、そんなことはありません!!!!!!
これを読まずに最終巻を読んでも、パメラの行動を全部理解できるとは思えない!
それぐらい、本編並みに凝縮されたストーリーととても重要な展開を迎えていました!![exclamation]
というか、これは本編だと思いますよ、もう!!(笑)

ファンならぜひぜひ読まなきゃな1巻でした!!
本当に面白くて好きなシリーズです、これは!![グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]
さあ、次の最終巻、さみしいけど楽しみにしています![かわいい][かわいい]



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