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「やなりいなり」を読みました♪♪ [今読んでいる本]

私の大好きな”しゃばけ”シリーズ最新刊「やなりいなり」を読みました[るんるん]


やなりいなり

やなりいなり

  • 作者: 畠中 恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/07/29
  • メディア: 単行本



最近のしゃばけは1冊1冊が一味違った凝った設定というか、書き方をされていて、独特で面白い!
今回は1話ごとに料理のレシピが書いてあって、それがからんだ色とりどりの話がつまっていました[ぴかぴか(新しい)]
そのレシピも時間のはかり方の書き方がしゃばけらしくてかわいかった(笑)
しかもちゃんとおいしそうで、さらに素敵だった。

話のほうも、親友の話、父親の話、不吉とされている神々の話、”逢魔が時”に住まう「魔」の話、と多種多様。
それがちょっとした事件の話とともに語られていて、本当に、先が予測できず面白いです[かわいい][かわいい]

どれも好きですが、あえて好きな話を挙げろといわれれば「からかみなり」かな。
行方不明になった父親を心配する長崎屋の若だんな(主人公)。
大妖怪の血をひく若だんなは”あやかし”が見える。
それもあり、若だんなの人柄にひかれたあやかしたちが長崎屋にたくさん住み着いて、集まってきていた。
そのあやかしたちがあーだこーだと父親の行方を予想する。

その話が江戸時代の生活が反映された興味深い話で、そこが私には面白かったですね。
この話だけじゃなくてしゃばけは江戸時代の生活がちゃんと話になじんでいて、そこが読んでいて興味深くて好きです!![るんるん]

ああ~、次の本も待ち遠しいですね・・・・


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