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「虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)」を読みました!! [今読んでいる本]

フェンネル大陸シリーズ3巻目「虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)」を読みました!!

さて、このフェンネルシリーズ、最近完結したばかりのシリーズなのです!!

友達が一気に1巻目から完結まで貸してくれたので[ハートたち(複数ハート)]、1巻目から一気に連続で読み始めることにしました!!!!


虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)

虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)

  • 作者: 高里 椎奈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/06/07
  • メディア: 新書


大陸の東端に位置する古い国ストライフ王国。
フェンベルク・ストライフは王家の末子。
銀の髪を持つ14歳の王女・フェンは敬愛する兄のために、国のために、民のために、軍を率いる指揮官として戦いに赴く日々を繰り返していた。
彼女が率いるのは人間ではなく、人間よりも身体能力が高く人間よりも大柄でたくましい姿をした悪鬼(グール)と呼ばれる人種だった。

このまま順調にいつもの生活が続くと思われた中・・・
彼女は驚愕の事実を知り、謀反の罪を着せられ、真実が分からないまま国を追放になった。

怪我を負い、絶望に心も死に、人買いによって売られたフェン。
その彼女を金貨1枚で買ったのは、ストライフ王国を強く憎むテオという男性だった。

彼は何故ストライフ王国を憎むのか。
彼女は何故無罪の罪で流されたのか。
彼女は信じていたものに裏切られ、全てを失い、絶望の中で、全てを見失った------------

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今まで何も世界のことを知らなかったことを知ったフェン。
彼女はストライフの名を捨てた。
彼女はあらゆる国を周り、世界を知ろうと考え、目的のない旅に出た。
ストライフ王国を憎み、王家である自分も憎んでいるはずのテオと共に。

騎士の国ソルドにたどり着いたフェンとテオ。
そこで出会った思わぬ縁でソルドの深淵ともいえる問題に関わった。

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ソルド国王・ソルド八世王がさらわれた。
さらったのはパラクレスという国の2人組だった。
だがパラクレスは鎖国中。
パラクレスと国交がなく外交的手段がとれないソルドは、八世王と2人組を目撃し、かつソルドの内政に関与しないフェンにパラクレスに潜入し王を取り戻すよう依頼した。

フェンはテオと、そしてソルド国のイリスという戦闘民族からアシュレイという少年と3人でパラクレスに潜入を試みた------------------------------

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物語はフェンの見聞の旅から一転、ソルドの国内問題の解決の旅に。
でもフェンがその時思った行き先、それが旅の目的地になるということ。
感情の乏しい彼女が感情に素直に、人に決められた道ではなく自分の心に素直になって進んでいく姿が好感が持ててやはり好きな主人公です。
年齢にふつりあいな落ち着きと経験と強さを持っている彼女が、葛藤し苦いものを経験し、強くなっていく姿が丁寧に描かれていて、ストーリーだけじゃなく、フェンがどのようになっていくかがとても気になります!!


フェンネル大陸 偽王伝3 虚空の王者 (講談社文庫)

フェンネル大陸 偽王伝3 虚空の王者 (講談社文庫)

  • 作者: 高里 椎奈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/08/12
  • メディア: 文庫



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