「騎士の系譜 フェンネル大陸偽王伝 (講談社ノベルス)」を読みました!! [今読んでいる本]
フェンネル大陸シリーズ2巻目「騎士の系譜 フェンネル大陸偽王伝 (講談社ノベルス)」を読みました!!
さて、このフェンネルシリーズ、最近完結したばかりのシリーズなのです!!
友達が一気に1巻目から完結まで貸してくれたので、1巻目から一気に連続で読み始めることにしました!!!!
大陸の東端に位置する古い国ストライフ王国。
フェンベルク・ストライフは王家の末子。
銀の髪を持つ14歳の王女・フェンは敬愛する兄のために、国のために、民のために、軍を率いる指揮官として戦いに赴く日々を繰り返していた。
彼女が率いるのは人間ではなく、人間よりも身体能力が高く人間よりも大柄でたくましい姿をした悪鬼(グール)と呼ばれる人種だった。
このまま順調にいつもの生活が続くと思われた中・・・
彼女は驚愕の事実を知り、謀反の罪を着せられ、真実が分からないまま国を追放になった。
怪我を負い、絶望に心も死に、人買いによって売られたフェン。
その彼女を金貨1枚で買ったのは、ストライフ王国を強く憎むテオという男性だった。
彼は何故ストライフ王国を憎むのか。
彼女は何故無罪の罪で流されたのか。
彼女は信じていたものに裏切られ、全てを失い、絶望の中で、全てを見失った------------
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで何も世界のことを知らなかったことを知ったフェン。
彼女はストライフの名を捨てた。
彼女はあらゆる国を周り、世界を知ろうと考え、目的のない旅に出た。
ストライフ王国を憎み、王家である自分も憎んでいるはずのテオと共に。
まず足を踏み入れたのは売られた先ラークスパーの隣の国「ソルド」
そこは騎士の国だった。
1人の王の60年という長い治世が続いている国だったが、その王が長年姿を見せていない。
そのことへの不満が民衆の中で高まりつつあった-------------
不意の事件で知り合いになった見習い騎士の少年・ロカ。
彼とのかかわりでソルド国の深いところに足を踏み入れていく------------------
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
純粋に世界を知ろうと前向きな考え方をしているフェンにとても好感をもてます!!
自分の中にある罪悪感と葛藤するさまが、背伸びをせず等身大の姿が描かれて、素敵な主人公だと思います。
国と歴史の黒い部分が描かれる、重厚なストーリーは相変わらず面白いです
また、テオとフェンの、なんともいえない微妙な距離のある関係が気になります!!
またもや先が気になる終わり方をしているので、続けて3巻に行きたいと思います
書き忘れていたんですが^^;、新書だけではなく文庫も発売されています!!
でも、文庫版のほうはまだ最後まで出ていません。気を付けてくださいね。
親書はミギーさんの素敵なイラストがありますし、文庫のほうは本当にコンパクトで持ち運びやすいですし。
お好みですね♪
さて、このフェンネルシリーズ、最近完結したばかりのシリーズなのです!!
友達が一気に1巻目から完結まで貸してくれたので、1巻目から一気に連続で読み始めることにしました!!!!
大陸の東端に位置する古い国ストライフ王国。
フェンベルク・ストライフは王家の末子。
銀の髪を持つ14歳の王女・フェンは敬愛する兄のために、国のために、民のために、軍を率いる指揮官として戦いに赴く日々を繰り返していた。
彼女が率いるのは人間ではなく、人間よりも身体能力が高く人間よりも大柄でたくましい姿をした悪鬼(グール)と呼ばれる人種だった。
このまま順調にいつもの生活が続くと思われた中・・・
彼女は驚愕の事実を知り、謀反の罪を着せられ、真実が分からないまま国を追放になった。
怪我を負い、絶望に心も死に、人買いによって売られたフェン。
その彼女を金貨1枚で買ったのは、ストライフ王国を強く憎むテオという男性だった。
彼は何故ストライフ王国を憎むのか。
彼女は何故無罪の罪で流されたのか。
彼女は信じていたものに裏切られ、全てを失い、絶望の中で、全てを見失った------------
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今まで何も世界のことを知らなかったことを知ったフェン。
彼女はストライフの名を捨てた。
彼女はあらゆる国を周り、世界を知ろうと考え、目的のない旅に出た。
ストライフ王国を憎み、王家である自分も憎んでいるはずのテオと共に。
まず足を踏み入れたのは売られた先ラークスパーの隣の国「ソルド」
そこは騎士の国だった。
1人の王の60年という長い治世が続いている国だったが、その王が長年姿を見せていない。
そのことへの不満が民衆の中で高まりつつあった-------------
不意の事件で知り合いになった見習い騎士の少年・ロカ。
彼とのかかわりでソルド国の深いところに足を踏み入れていく------------------
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純粋に世界を知ろうと前向きな考え方をしているフェンにとても好感をもてます!!
自分の中にある罪悪感と葛藤するさまが、背伸びをせず等身大の姿が描かれて、素敵な主人公だと思います。
国と歴史の黒い部分が描かれる、重厚なストーリーは相変わらず面白いです
また、テオとフェンの、なんともいえない微妙な距離のある関係が気になります!!
またもや先が気になる終わり方をしているので、続けて3巻に行きたいと思います
書き忘れていたんですが^^;、新書だけではなく文庫も発売されています!!
でも、文庫版のほうはまだ最後まで出ていません。気を付けてくださいね。
親書はミギーさんの素敵なイラストがありますし、文庫のほうは本当にコンパクトで持ち運びやすいですし。
お好みですね♪
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