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NO.6[ナンバーシックス] 5巻 [今読んでいる本]

ウチの近所では私の大好きな金木犀の花の香りがするようになりました。
歩いているときも、窓を開けても香ってきてうれしい季節です。

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最近はずっと狼と香辛料をよんでいましたが、途中でちょっとこの本をはさみました。
「NO.6 [ナンバーシックス]5巻」 講談社文庫
著者 あさのあつこ先生
発行所 株式会社講談社 です。

あさの先生の小説のファンである友達から借りてはまりました。他にも映画・ドラマにもなった「バッテリー」も借りて読んだんですが、それ以上にこのNO.6にのめり込みましたね。
文庫で読んでいるので実際よりも遅れて読んでいることになるんですが、最新の文庫はこの5巻です。

NO.6というのは都市の名前です。
あらゆるものが管理され争いのない生活、不安のない生活、不幸な人間などいないという聖都市・理想都市とよばれているところが舞台です。
市民の中にはっきりとした階級があり、その中でもトップ階級、エリートととして生きている「紫苑」という少年が主人公です。
ある日紫苑は脱走者「ネズミ」という中世的な美しさをもった不思議な少年をかくまい逃がしてあげます。
脱走ほう助の罪によりエリートの生活から最下級市民となりますが、紫苑は母親とともに堅実にいきていました。

その数年後、ある事件をきっかけにネズミと再会を果たした紫苑。
それをきっかけにNO.6の外の世界を知ることになり、聖都市と呼ばれていたものの正体が徐々に判明していきます。
自分の大切な人達を助けるためそのNO.6の闇へ足を踏み入れていく紫苑、そしてともにゆくネズミ。

・・といった感じでまだまだ続いています!
毎巻、毎巻ハラハラする展開でサスペンスな展開です。
悲惨、残酷、な現実が色濃くなってきている話ですが、紫苑の前向きな考え方に読んでいるこっちはどんどん入り込んでしまいました。もちろん紫苑自身、死の淵を味わい、あまりの現実に絶望したりもするんですが、ネズミや周りの人間のおかげで何とか前へ歩き出します。また、紫苑の影響で周りの人間たちの考え方にも少しずつ変化が出てきたりもしていました。

サスペンス的な話も本当に目を離せなくて面白いです。今、紫苑の幼馴染が危険な状態で早く次が読みたくて仕方ありません!
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