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図書館戦争 [マンガ]

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「図書館戦争 LOVE&WAR 4」を読みました!
花とゆめCOMICS
著者 弓きいろ 
原作 有川浩 
発行人 株式会社白泉社

私の大好きな本「図書館戦争」シリーズのコミカライズ版です。
著者 有川浩 
イラスト 徒花スクモ
発行所 株式会社メディアワークス

弓先生の図書館戦争は、原作と少し違う細かいエピソードが盛り込まれていたりして、原作ファンでも初めて読むシーンがあります。
とくに主人公 笠原郁と堂上篤の恋人未満なかわいいエピソードが多いので、2人のファンとしてはちょっとうれしいですね♡

4巻では原作「図書館戦争」が終わり次の巻「図書館内乱」の話に突入していました。
それぞれのキャラが大変な目にあってしまう話だけど、その分いろいろ進展もあるので、この先読むのがたのしみです。
好きなエピソードもいっぱいあります。
郁のお父さんが、郁の仕事に理解を示し郁の味方になるエピソードとか。
郁の知らないところでの、郁のお父さんと堂上の交流とか。
あと郁が窮地に立たされる話があるんですが、堂上や郁の周りの仲間たち総出で動き回って対処するところとか。
・・・ちょっと思い出しただけでもどんどん出てきます(笑)

これを機にまた原作を読み返したくなりました!公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」という法律ができた架空の日本、が舞台の作品です。
メディア良化法はあらゆるメディアの良化を目指すという理由で、本などの流通差し止めや、マスコミに対する放送禁止あるいは訂正命令、インターネットプロバイダーに対する削除命令、など「検閲」として行うことができます。しかも、その検閲の基準が執行者の恣意で左右されるものだったりします。
テレビ局や出版社、販売店などは検閲対向権をもたないために、一方的な検閲を受け入れるしかない状態です。

そのメディア良化法の検閲剣に対抗するために成立したのが「図書館の自由法」
図書館法第四章 図書館の自由
   第三十条   図書館は資料収集の自由を有する。
   第三十一条 図書館は資料提供の自由を有する。
   第三十二条 図書館は利用者の秘密を守る。
   第三十三条 図書館はすべての不当な検閲に反対する。
   第三十四条 図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る。
です。主人公笠原郁やその仲間たちは図書館防衛隊の一員です。シリーズを通して図書館が部隊となっています。
メディア良化委員会代執行組織 良化特務機関 と銃撃戦などの死傷者がでるような激しい争いを繰り返しています。
こんな情勢下で、その法律をめぐっての話や、もちろん郁と堂上のラヴや、周りの人間の話など、描かれているのが図書館戦争シリーズです!

架空と言ってもリアルな感じなので、好きな本が読めなくなる日本なんていやだな、とついつい思ってしまいます。郁と堂上のラヴ話も好きなんですが、それだけじゃなく深く考えてしまう話もあって、面白い本だと思います。
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