SSブログ

「桜大の不思議の森」を読みました。 [今読んでいる本]

「桜大の不思議の森(徳間書店)」を読みました。


桜大の不思議の森 (徳間書店)

桜大の不思議の森 (徳間書店)

  • 作者: 香月日輪
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: 文庫





黒沼村に住む桜太(おうた)。
緑深く大きな森をたたえる山を持つ黒沼村。
そこには山神さまがおわすという。
神に守られた村は食べ物もおいしく、田舎の暮らしだが、豊かな村だった。

村人は信心深いが、時代がたつにつれそうでないものもあらわれる。
でも桜太は、神隠しにあったことがあるのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なんというか”黒沼村”という村の日常のお話。
説明を書いていると怖い話のようだが、そんなホラーじみた話じゃない。
神を”畏れ敬う”ということの話のようだ。

黒沼村の生活はとってもうらやましいけれど、自分が”畏れ敬う”をできるかどうか考えるとあやしいと思ってしまった(笑)
ここまでくると、もう別世界の話のような現実感を感じられなかったけれど、
こんな村は実在していてほしい気もする。
子供たちが幸せを感じ、自分の生まれた村を守りたいと思うのは素敵なことですよね[るんるん]


「絶対泣く!」ってオビにあったけど、それは言い過ぎだと思う(笑)
じわ~っときそうなところはあったけどさ。最後のケンヤくんのところ。


nice!(18)  コメント(0) 

nice! 18

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。