「宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」を読みました!!!!

”ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズ28冊目宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ)」を読みました!!

本編がすでに終了したヴィクトリアンシリーズ。
その後を描いた中編集が登場です
待ってました~~

宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)

• 作者: 青木 祐子
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2012/06/30
• メディア: 文庫

１９世紀のイギリス。
ロンドン郊外の町にある仕立て屋「薔薇色（ローズ・カラーズ）」の女店主クリス。彼女が主人公。
クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれるといううわさがあり、大評判となっていた。
作るドレスとはうらはらに、彼女は着飾ることをせず、とても内気な少女だった。

同じく薔薇色で働く裁縫はまったくできないが、経営や家事をうけもつクリスの理解者であり親友の美しい売り子のパメラ。
また、１巻目で客として出会い、それ以来何かとクリスを助ける伯爵の令息シャーロック・ハクニール。
長い間想いあってきたシャーロックとクリス。
とうとう互いに思いを確かめ合い、恋人同士になった。

だがクリスがずっと「死んだ」と周りに言ってきた母親リンダが闇のドレスとともにクリスに迫ってきていた

身分違いの恋、闇のドレスと母親との対峙、クリスは少しずつ強くなっていく-----------


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリスとシャーロックは結婚し、それぞれのキャラもそれぞれの道を行った。
本編完結後の話。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「一年目の宝石箱」
クリスとシャーロック結婚して1年目の話。
この話を読むために買ったようなものよ!!（笑）
だってこの2人が一番好きなんだもの、私♪

結婚したら落ち着くのかと思いきや人妻の貫禄が少し出てきたクリスとは違い、クリスに惚れすぎて嫉妬に駆られてあわあわする余裕がさらになくなったシャーロック。
尻に敷かれるにちがいないね!!
そんなシャーロックが見たかったんだよ!!（笑）
期待通りだよ!!
何回も読んじゃいましたよ!!
ああ～また別の2人のその後の話も読みたいよ~~~~

「灰と青のマズルカ」
シャーロックのことを好きだったアディル。
クリスをおそらく愛していたジャレッド。
闇のドレスの陣営にいたアイリス。
3人がどの道をゆくのか・・の話。


アディルにジャレッド。どうなったかが気になっていました。
それぞれの道を誇らしげに行ったんだけど、なんかどこか悲しかった。


「鏡の家の恋人」
なんと!
詩人ワーズワースの話。
ヴィクトリアンのメンバーの話じゃないんです!
正直、その後を知りたいキャラは山ほどいるんです!!他の話を描かれてちょっとショック!（笑）でもこの話、とっても興味深い感じだったよ!

漫画「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」
イラストを描かれているあきさんの漫画版。
雑誌のふろくとして書かれたものが収録されたようです。
このふろく欲しさに雑誌を買ったのですでに読んだことがありますが・・何か?!（笑）


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



さてさて、なんか本当に本当の終わりのようなんですよね、これで。
あとがき読んでいると・・

まだまだどうなったか知りたいキャラいるのに!
だってパメラは名前だけしか出てきていないし、ハクニール侯爵家は?
モアティエ侯爵家は嫌いだけど、あの奥方は幸せかな?アップルと中がいいっていう文章が出てきていたけど。
コーネリアは出てきて良かった。
エドはどうなった?
個人的に大好きなクラウドは?（笑）

いろいろいろいろ読みたいのに・・終わりって悲しすぎます!!
それだけ大好きだったんです、このシリーズ!!

本当に面白いシリーズでした!!
ありがとう!!

タグ：宝石箱のひみつの鍵 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) 青木 祐子