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「聖者は薔薇にささやいて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪ [今読んでいる本]

”ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズ16冊目「聖者は薔薇にささやいて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪






19世紀のイギリス。
ロンドン郊外の町にある仕立て屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」の女店主クリス。彼女が主人公。
クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれるといううわさがあり、大評判となっていた。
作るドレスとはうらはらに、彼女は着飾ることをせず、とても内気な少女だった。

同じく薔薇色で働く裁縫はまったくできないが、経営や家事をうけもつクリスの理解者であり親友の美しい売り子のパメラ。
また、1巻目で客として出会い、それ以来何かとクリスを助ける伯爵の令息シャーロック・ハクニール。
長い間想いあってきたシャーロックとクリス。
とうとう互いに思いを確かめ合い、恋人同士になった。

だがクリスがずっと「死んだ」と周りに言ってきた母親リンダが闇のドレスとともにクリスに迫ってきていた

身分違いの恋、闇のドレスと母親との対峙、クリスは少しずつ強くなっていく-----------


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今回は番外編でした!
”恋のドレス”と、題につかないのはみんな番外編なんですね。

番外編といってもパメラが主役のボリュームは1冊丸ごとといってもいいほどのものでした!

パメラはロンドンにいたころは娼館にいた。
まだ年若く客はとっていなかった。そこですでに仕立ての仕事をしていたクリスに出会い、2人で着のみ着のままロンドンを抜け出してきたのだ。

だが、その娼館で出会った男性、パメラにとっては初恋だった男性がパメラが薔薇色にいると知り、近づいてきた・・・!!
パメラをてにいれようと汚い工作をしてくる男性アイヴォリー。

パメラはクリスのこと、店のこと、を考えどう行動するかを悩んでいた。
だが過去のパメラと違い、今のパメラにはクリスが、そして支えてくれる友人がいる、彼女はそれを理解し、冷静に動き始める-------


他超短編の2作と、イラストを描かれているあきさんの漫画が載っています!!
漫画はどれも面白くて好きです♪♪ついつい何回も読んじゃいます。
短編は薔薇色のある日常、と、シャーロックの過去の恋愛話、です。

過去のシャーロックは今と違ってまさに大貴族の令息!
頭でっかちの困ったやつでした(笑)
クリスと出会って、本当の恋愛ができてよかったね、シャーロック(笑)

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過去を知る者が現れるという、よくあるピンチも、パメラらしく考え、対応する姿が好感がもてます♪
本編とものすごくリンクしているので、本編の裏側のエピソードを読んでいる気がしていて、そういう点でも楽しめますね。


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