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「恋のドレスと宵の明け星―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪ [今読んでいる本]

”ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズ15冊目「恋のドレスと宵の明け星―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪


恋のドレスと宵の明け星―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

恋のドレスと宵の明け星―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

  • 作者: 青木 祐子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/04/28
  • メディア: 文庫


19世紀のイギリス。
ロンドン郊外の町にある仕立て屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」の女店主クリス。彼女が主人公。
クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれるといううわさがあり、大評判となっていた。
作るドレスとはうらはらに、彼女は着飾ることをせず、とても内気な少女だった。

同じく薔薇色で働く裁縫はまったくできないが、経営や家事をうけもつクリスの理解者であり親友の美しい売り子のパメラ。
また、1巻目で客として出会い、それ以来何かとクリスを助ける伯爵の令息シャーロック・ハクニール。
長い間想いあってきたシャーロックとクリス。
とうとう互いに思いを確かめ合い、恋人同士になった。

だがクリスがずっと「死んだ」と周りに言ってきた母親リンダが闇のドレスとともにクリスに迫ってきていた

身分違いの恋、闇のドレスと母親との対峙、クリスは少しずつ強くなっていく-----------


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリスがシャーロックとの擦れ違いでドレスを作れなくなってしまった。
なんとかドレスを作れるようになろうともがくクリス。
クリスの不安定さに不安を覚えたが、クリスのサポートのために動くパメラ。

そんな中、クリスに想いを寄せていると言い、クリスに近づいてきていた客ジャレッド・ソーンダイクがクリスにあってほしい人がいると自分の友人を紹介した。

年の離れた友人アレフと名乗る男性。
彼はシャーロックと同じはしばみ色の瞳をした人だった。

クリスは気づく。
彼はシャーロックの父親だと・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリスにとっては初恋で不安定になっている今作。ちょっと暗めかもしれません。

しかもアレフの登場でクリスとシャーロックの未来が閉ざされていくようで怖いですね・・!!

ジャレッドはクリスのことを調査するつもりで近づいたのかもしれませんが、どうも彼自身は本当にクリスを大切に思う人で憎めません!

魅力的なキャラクターが増えてきて、でも本編はぶれることなく進んでいるので読んでいて楽しいです!!

というか、早く幸せな感じになってほしい~~[ぴかぴか(新しい)]


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