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「恋のドレスと舞踏会の青―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪ [今読んでいる本]

”ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズ14冊目「恋のドレスと舞踏会の青―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 」を読みました♪


恋のドレスと舞踏会の青―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫 あ 16-23)

恋のドレスと舞踏会の青―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫 あ 16-23)

  • 作者: 青木 祐子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/01/30
  • メディア: 文庫



19世紀のイギリス。
ロンドン郊外の町にある仕立て屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」の女店主クリス。彼女が主人公。
クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれるといううわさがあり、大評判となっていた。
作るドレスとはうらはらに、彼女は着飾ることをせず、とても内気な少女だった。

同じく薔薇色で働く裁縫はまったくできないが、経営や家事をうけもつクリスの理解者であり親友の美しい売り子のパメラ。
また、1巻目で客として出会い、それ以来何かとクリスを助ける伯爵の令息シャーロック・ハクニール。
長い間想いあってきたシャーロックとクリス。
とうとう互いに思いを確かめ合い、恋人同士になった。

だがクリスがずっと「死んだ」と周りに言ってきた母親リンダが闇のドレスとともにクリスに迫ってきていた

身分違いの恋、闇のドレスと母親との対峙、クリスは少しずつ強くなっていく-----------


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クリスとパメラは労働者階級でありながら、名門のオルソープ伯爵家の舞踏会に招待された。
それはアディル・オルソープ伯爵令嬢のドレスを以前作った関係で招待されたものだ。

だがアディルはシャーロックの婚約者として新聞に報道された女性。
シャーロックは否定し、訂正記事も載せさせたが、クリスの心に影をおとした。

パメラはクリスを心配し、舞踏会には自分1人が出席すると決めた。
その舞踏会ではアディルとシャーロックとのダンスの約束がされていたのだ。

一方、アディルはシャーロックの心を手に入れるためにリンダ・パレスに舞踏会のドレスを頼むことにした。

クリスには一度客としてきたジャレッド・ソーンダイクという男性が近づいてきていた・・・・・

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なんともままならない身分違いの恋が丁寧に描かれていて、目が離せません!

各キャラクターの視点、想い、それぞれがうまく絡み合っていて読んでいて本当に引き込まれます。

でも、先行きの不安なクリスとシャーロックの将来が幸せになるかどうか危うくて心配です(笑)

個人的にはジャレッドが素敵なキャラクターで気になります!
ジャレッドはシャーロックよりも紳士で大人だと思う(笑)
ジャレッドに嫉妬するシャーロックのエピソードも好きだけど!!♪
エピローグが短いけれど、この1冊の中で間違いなく好きですね!!(笑)[ハートたち(複数ハート)]


あとあと、毎巻そうなんですが、パメラが素敵すぎると思う!!
パメラがいないととっくにクリスはダメになっていたし、薔薇色もダメになっていたでしょう。
クリスとシャーロックもだめになっていたと思う。
それぐらい、彼女はクリスと、店のために、努力して、支えていると思います!
彼女というキャラクター自体がとっても素敵です!本当に!![かわいい][かわいい]


それにしても、ジャレッド初登場シーンの話を読みたいなぁ[ダッシュ(走り出すさま)]
雑誌に掲載された短編が初登場らしいんですけど、それは本編には収録されてなくて・・・!それをぜひ読みたいんですよね・・[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]



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