SSブログ

映画「手紙」を観ました。 [映画]

BSでやっていた映画「手紙」を観ました。


手紙 [Blu-ray]

手紙 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: Blu-ray



手紙 ~あなたに会えてよかった~ [DVD]

手紙 ~あなたに会えてよかった~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • メディア: DVD


山田孝之演じる主人公の兄(玉山鉄二演じる)は弟を学校に行かせるために必死で働き、金を稼いでいたが、体を壊し働けなくなり、民家に盗みに入った。そしてその先で殺人をおかした。

兄は刑務所に入り無期懲役となった。
弟は高校を卒業した後、大学をあきらめ就職する。

しかし、犯罪者の家族であることが行く先々で漏れて数々の差別を受ける。
住んでいるところ、就職先、愛する女性、あらゆるものが彼の手からなくなっていった。

そんな中でも、沢尻エリカ演じるヒロインや幼馴染など事情を知っていても彼との関係が変わることのない人たちもいた。
兄への葛藤。
差別への憎しみやあきらめ。
本当に主人公を大切に思う人たち。


弟が差別から切り離されることないこの現実で生きていくために出した結論。またその結論に行きつくまでの苦しみや葛藤、そしてほんの少しの救い。
そういうものがつまった映画でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どんな映画か内容はさっぱり知らなかったんですが、俳優の山田孝之が好きなので玉山鉄二も出てる~と軽い気持ちで録画したんですけど・・・・

泣きました・・・・。
簡単に解決することのない問題や差別。
おそらくそれがなくなることないであろう現実。
それに対して生きていく覚悟を決めた主人公。

妻や幼馴染だけじゃなくほんの少しでてくる理解者がどん底に落ちそうな主人公の支えとなって、生きにくい現実のほんの少しの救いになったりします。

なんていうか・・・捨てたい逃げ出したい現実なのに、ヒロインや幼馴染などの存在に救われて、捨てずに現実を生きていっている・・・・・という姿が観ているほうにも救われました。

ラストも、安易な表現をするのではなくて、変わらない現実を覚悟して生きていくという主人公・ヒロイン・兄の姿があって私はまた泣きました^^;
このラスト、私は好きです。
すごいタイミングで流れてくる小田和正の歌にまた泣きました。

うん、観れて良かったです。


言葉にできない〜小田和正コレクション

言葉にできない〜小田和正コレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: デラ
  • 発売日: 2005/09/29
  • メディア: CD


nice!(23)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

nice! 23

コメント 4

まっきー

お越しくださってありがとうございます。
by まっきー (2010-12-26 01:07) 

ごまあいす

「手紙」は原作とDVD両方みたのですが、
「やっぱ原作のほうが・・・」と言いつつ号泣。(ノД`)・゜・。
東野圭吾の好きな小説ランキングTOP3には入ります。
by ごまあいす (2010-12-26 12:41) 

ユウ

まっきーさん、こんばんわ!
こちらこそお越しいただきありがとうございました。
by ユウ (2010-12-26 21:07) 

ユウ

ごまあいすさん、こんばんわ♪

「手紙」原作のほうがいい感じなのですね!!
そうですよね、原作を越えて映画やTVが面白いとかいうのはまずほとんどないですよね。
原作は読んでいないのですが、気になります。
機会があったら読んでみますね!!
by ユウ (2010-12-26 21:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。