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「佐和山物語 あやしの文と恋嵐 」(角川ビーンズ文庫)を読みました♪ [今読んでいる本]

「佐和山物語 あやしの文と恋嵐 」(角川ビーンズ文庫)を読みました♪
佐和山物語シリーズ第2巻です。
前作「佐和山物語 あやかし屋敷で婚礼を」が面白くて早速第2巻を読みました♪


佐和山物語  あやしの文と恋嵐 (角川ビーンズ文庫)

佐和山物語 あやしの文と恋嵐 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 九月 文
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/06/01
  • メディア: 文庫



時は戦国時代の名残ある「関ヶ原の戦い」の少し後。
大名家(鳥居家)の姫”あこ”は16歳で井伊家当主:井伊直継に嫁入りをするため婚家のある佐和山に入りました。ですがその嫁入りの際になぜか3カ月も時をさかのぼってしまい”時迷い姫”となってしまいます。
そこを怨霊となった石田光成に付け込まれ・・・・・
直継は強い「祓い」の力を持ち、怨霊との戦いを含めたファンタジーが入ったストーリーです。
それが第1巻。
第2巻では”あこ”の幼馴染でもあり、あこの元許婚、鳥居家筆頭家老嫡男:高須源十郎が新たに登場。ひそかに源十郎はまだあこのことを想っていて・・・
怨霊となり、豊臣の世の再生を計画する石田光成。新たに島左近、大谷吉嗣を加え、井伊家のある佐和山を標的にします--------

相変わらずキャラクター達の心理描写が繊細でスルリと入り込めました。
戦国武将、怨霊、そう聞くと今はやりのものをそろえた軽い感じに思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
キャラそれぞれの思いが繊細に描かれていて、戦国の世の生き方もリアルに描かれているので単純なストーリーには思えませんでした。

直継は口数少なく意思疎通がまだあことはうまくいってなくて、でもお互いに想いあっていて、あこと直継がすれ違いながらも想い合う関係が切なくて好きです♪
かわいくて、切なくて、好きなシリーズです♪

さあ、次は第3巻を読もう!

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