「傷物語」を読みました♪

傷物語 (講談社BOX)

• 作者: 西尾 維新
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2008/05/08
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

「化物語」上・下巻を読み終え、化物語の前日譚に当たる「傷物語」を読みました!!!!!!
化物語の主人公・阿良々木暦（アララギオヨミ）。
吸血鬼に襲われ、人間と吸血鬼の間のような体になっている・・・・という設定は化物語でもさんざん出てきていましたが、実はその時のエピソードは一切語られていませんでした!
その時の話が書かれているのがこの「傷物語」です!

阿良々木暦を吸血鬼にした吸血鬼：キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード

「お前が明日死ぬのなら僕の命は明日まででいい――お前が今日を生きてくれるなら、僕もまた今日を生きていこう」
阿良々木くんがこう言う2人の関係がとても好きです。
最後あたり阿良々木とキスショットとの戦いのあたりは電車の中だというのに読むのに夢中になってしまいました(笑)

阿良々木くんがなぜ吸血鬼と人間の間の存在になったのか、なぜキスショットは吸血鬼の力を失い「忍野忍」という少女になったのか、阿良々木と羽川翼との出会い、阿良々木と忍野メメとの出会い・・・・全てが語られています!

感想としては・・・面白かったです!
・・・・って、私、化物語からず～っと感想を面白いとしか言っていませんが^^;、やっぱり面白いのです。
ただ、化物語は登場人物同士のセリフのかけ合いが面白くて仕方ない!というような感じでしたが、傷物語はちょっと様子がちがいました。ストーリーは少し重く、悲しく、でもかわいい部分もいっぱいあって・・というような感じでした。
阿良々木とキスショットがのちにどうなるか分かっているのに先が読めない展開で、忍野との出会いが意外に複雑だったりとエピソード１つ１つも読みごたえあったと思います。
う～ん、本当に面白いシリーズだ!

さあ、次は化物語の後日譚らしい「偽物語」にはいります♪♪

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