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「空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)」を読みました。 [今読んでいる本]

「空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)」を読みました。
八咫烏シリーズ、文庫最新刊です。


空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

  • 作者: 阿部 智里
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/06/08
  • メディア: 文庫


「八咫烏」という鳥と人の姿を併せ持つ一族が生きている世界。
頂点に立つのは「金鳥」と呼ばれる宗家だ。
その長である日嗣の御子は「真の金鳥」といわれている奈月彦だ。

真の金鳥が生まれたことが意味するのは、八咫烏が暮らす山内に、大きな災厄が起こることを意味している。

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エリート武官を要請する全寮制学校「勁草院(けいそういん)」に入学した雪哉。
兄宮派と若宮派の政治戦争の影響は、この学校にも影響を出していた。

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八咫烏シリーズの第4巻です。

ここにきてまさかの学校青春物語。
さ、サルはどうなった!?みたいな肩透かしを食らった気分でした(笑)
なぜ雪哉が今更学校に?
とかいろいろな謎も最後の怒涛の展開で明らかになっていきます。さすがです。
何より感心したのは題名の「空棺の烏」の意味が明らかになったとき!
あ、あと勁草院へのメスが入れられたところもスカッとしてよかったな。
こういうものがあるのに、なぜこうも八咫烏が弱体化しているのか、っていう謎にすっきりしました。

そして最後の最後に平和なままで終われない気になる一文。
確か3巻もそうじゃなかったか!?
気になるし!
早く続き文庫化してくれよ~~~~

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