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「純喫茶トルンカ 〈新装版〉 (徳間文庫)」を読みました♪ [今読んでいる本]

「純喫茶トルンカ 〈新装版〉 (徳間文庫)」を読みました♪

純喫茶トルンカ 〈新装版〉 (徳間文庫)

純喫茶トルンカ 〈新装版〉 (徳間文庫)

  • 作者: 八木沢里志
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2022/06/08
  • メディア: 文庫


東京・谷中の路地裏にある「純喫茶トルンカ」
マスターとマスターの娘とアルバイトの青年の3人だけのささやかな店だ。
訪れるお客さんとで紡がれるじんわりあったまる物語。

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かわいい表紙や喫茶店という設定に惹かれて思わず買ってしまった1冊。
つながっているけれど3本の中編で構成されていて、それぞれの主人公で描かれたストーリーがじんわりといい話で読後感も気持ちよかったです♪[喫茶店]

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「火狩りの王」シリーズ読みました! [今読んでいる本]

「火狩りの王」全4巻と外伝を読みました!

火狩りの王 〈一〉春ノ火 (角川文庫)

火狩りの王 〈一〉春ノ火 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/11/22
  • メディア: Kindle版



火狩りの王 〈二〉影ノ火 (角川文庫)

火狩りの王 〈二〉影ノ火 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/12/22
  • メディア: Kindle版



火狩りの王 〈三〉牙ノ火 (角川文庫)

火狩りの王 〈三〉牙ノ火 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2023/01/24
  • メディア: Kindle版



火狩りの王 〈四〉星ノ火 (角川文庫)

火狩りの王 〈四〉星ノ火 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2023/02/24
  • メディア: Kindle版



火狩りの王 〈外伝〉野ノ日々 (角川文庫)

火狩りの王 〈外伝〉野ノ日々 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2023/03/22
  • メディア: Kindle版


人類最終戦争後の世界。人類は火を使うことができなくなっていた。
天然の火がそばで燃えると、人も体の内側から発火してしまうのだ。

世界が荒廃したのち体内に炎のもととなるものを宿した「炎魔」という生物が現れる。
炎魔から取れる炎だけは発火せずに使用することができるのだ。
「火狩り」が「炎魔」を狩り、体内の炎を採集して人類が使用する。
人類の細々と終わりの見えない生活が続いていた。

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あまりにも気になる世界設定に読み始めました!
「灯子(とうこ)」と「煌四(こうし)」のW主役で交互の視点で進んでいく世界。
生まれも育ちもまったく違う2人がどう交差するのかとか、そうなってから2人はこの世界の成り立ちという大きな問題にどうするのかとか、そもそもなぜ人類は発火するようになったのか、神様とはなんなのかとか、知りたいことが多すぎて最後まで読まずにはいられませんでした。

重いテーマ。戦いがはじまってからの長さ。サクサクとは読めないですが、世界観に入り込んでどっぷり味わうことができました!
読めば読むほどどうおわるつもりなんだろう!?となるような壮大なストーリーだったんですが、
でも安易な展開はひとつもなく終わっていて読み終わった後感心するような気持ちになりました。
人物はいろいろ出てくるけれど、この世界全体が主役って感じでした。
みんなに幸せになってほしかったのに。
しかしそれもこれも人類の愚かさからの始まりという・・・読み終わってからもいろいろ考えさせられるシリーズでした。

最後の外伝もよかった。
最終戦争当時の話がすごい印象に残りました。怖い話だけど、最後まで読み切ったあとだからこそ響く展開でした。心がえぐられますが(笑)
本編には直接絡まない時代や村などにもひとつひとつ濃い物語が隠れていて、いかに世界観がしっかりしているか噛みしめちゃいました。

アニメは最後までやるんだろうか。見てみようかな。

タグ:火狩りの王
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「うちのちいさな女中さん」を読みました♪♪ [マンガ]

「うちのちいさな女中さん」を読みました♪♪

うちのちいさな女中さん コミック 1-3巻セット

うちのちいさな女中さん コミック 1-3巻セット

  • 作者: _
  • 出版社/メーカー: コアミックス_
  • 発売日: 2022/09/20
  • メディア: コミック


昭和初期、野中ハナ14歳は「女中」として、翻訳家蓮見令子のもとへやってきた。
2人のほのぼのとした日常のお話。

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女中さんのいるおうちってお金持ちの家っていうイメージを持っていたんですが、そんなに裕福な家でなくても女中さんを雇ったりしていた時代だったらしいです。
その当時の火事や生活の当たり前を読めるのが楽しいです♪
氷で冷やす冷蔵庫とか、まだ珍しかったガスとか、時代ならではの生活がハナと令子さんのほのぼのかわいらしくゆっくり描かれていてすっごく好き[ハートたち(複数ハート)]
早く4巻出てほしい!!

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「掟上今日子の旅行記 (講談社文庫)」を読みました♪ [今読んでいる本]

「掟上今日子の旅行記 (講談社文庫)」を読みました♪

掟上今日子の旅行記 (講談社文庫)

掟上今日子の旅行記 (講談社文庫)

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2023/03/15
  • メディア: 文庫


寝るとその日の記憶がリセットしてしまう忘却探偵・掟上今日子(おきてがみきょうこ)。
美人でおしゃれでお金にがめつい「最速」で事件解決する優秀な探偵だ。

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またもや冤罪をかけられ仕事を辞める羽目になった隠館厄介。
退職金と口止め料代わりにプレゼントされたフランス旅行に向かっていた。

たどり着いたフランスでまさかの人物に出会う。
忘却探偵・掟上今日子だ。
彼女は「エッフェル塔を盗む」怪盗淑女をつかまえるという。

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買って読まずに積んであったひっさしぶりに読んだ掟上今日子シリーズ。
勢いのまま次の巻もよんじゃいました(笑)
この巻もいつの間にか文庫が発売されていたけどね( ;∀;)
私は単行本のほうを読んでます・・・

フランスで、怪盗と探偵の勝負、なんか結構わくわくする設定で面白かったです。
盗むものの滑稽さと姿の見えない怪盗と1回途中で寝てしまった今日子さんとでどんな結末になるかと思いきや、最後の最後で怪盗の登場!
なんやかんやできれいにまとまって解決したので楽しかったです♪♪♪
いや~厄介君の話好きだな~♪

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「掟上今日子の家計簿 (講談社文庫)」を読みました♪ [今読んでいる本]

「掟上今日子の家計簿 (講談社文庫)」を読みました♪

掟上今日子の家計簿 (講談社文庫)

掟上今日子の家計簿 (講談社文庫)

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/04/15
  • メディア: 文庫


寝るとその日の記憶がリセットしてしまう忘却探偵・掟上今日子(おきてがみきょうこ)。
美人でおしゃれでお金にがめつい「最速」で事件解決する優秀な探偵だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

買って読まずに積んであったひっさしぶりに読んだ掟上今日子シリーズ。
勢いのまま次の巻もよんじゃいました(笑)
この巻もいつの間にか文庫が発売されていたけどね( ;∀;)
私は単行本のほうを読んでます・・・

この巻は警察から依頼を受けた今日子さんが、依頼した刑事さんと事件解決に挑む短編オムニバス形式ですね!
厄介君の長編とはまた違った面白いがあって好きです♪

ミステリー小説と絡めたストーリーが多くて読んでいて面白い。
嫌な気分になる事件も入っていたりするけど、それもまた短編だからこそできる厄介君にはない話で味わい深いな~って思いました。

私が特に好きだったのは「掟上今日子のクイボノ」と「掟上今日子の筆跡鑑定」でしょうか。
お金にがめつい今日子さんが毎話出てきて笑えます(笑)
でも今回は筆跡鑑定の「待ち合わせに今日子さんより早く到着してしまった」タブーを犯した刑事さんが面白かったです(笑)

あ、でも「掟上今日子と叙述トリック」からの次の話「掟上今日子の心理実験」の並びにお~ってなりました。叙述トリックを散々解説されたあとで、心理実験でまんまとだまされた私。
心理実験は怖い話でもう読みたくないですが、やられた~ってなりました[たらーっ(汗)]

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「掟上今日子の婚姻届(文庫版)」を読みました♪ [今読んでいる本]

「掟上今日子の婚姻届(文庫版)」を読みました♪

掟上今日子の婚姻届(文庫版) 忘却探偵(文庫版) (講談社文庫)

掟上今日子の婚姻届(文庫版) 忘却探偵(文庫版) (講談社文庫)

  • 作者: 西尾維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/04/15
  • メディア: Kindle版


寝るとその日の記憶がリセットしてしまう忘却探偵・掟上今日子(おきてがみきょうこ)。
行くところ行くところで冤罪を受けてしまう冤罪体質・隠館厄介(かくしだてやくすけ)は今日子の初の後援会を聞きに来た。
だがそこで出会った女性に思わぬプロポーズを受けてしまう・・

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ひっさしぶりの掟上今日子シリーズ!!
買って読めずに置いておいた単行本・・・いつの間にか文庫が発売されていた( ;∀;)
私は単行本のほうを読んでます・・・

でもやっぱり面白い!サクッと半日かからずで読めて、サクッと楽しめる推理小説で、読後の爽快感が素敵です♪♪

ドラマになったこともあってか厄介が好きなんですが(笑)、
最後の締めの文章「あんな悲しい嘘は、もうつかせない。」にやられました。
冤罪体質のせいでなんかちょっぴり情けなくて逆にコメディのような厄介の、思わぬカッコよい最後のシーンにやられました!今日子さんには一切気づいてもらえないのに(笑)

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