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「あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)」を読みました♪ [今読んでいる本]

「あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)」を読みました♪

あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)

あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: 文庫


黒船が来航し、江戸時代も終わりのころ。
品川宿の老舗宿屋「紅屋」でお勝手女中として働く、やす(あんという呼び名はのちのち出てくる)
やすは優れた嗅覚と味覚をもち、料理への情熱と才覚をもっていた。
父親に売られたやすだが、いずれは料理人として生きていきたいと心の奥底で思っていた。

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正式なお台所女中となったおやす。
少しだがお給金ももらえるようになり、政さんとの料理修行も順調だ。
煮物も教えてもらえるようになった。

そんな中、唯一の仲良しさん「お小夜様」から料理を教えてほしいとのお願いがあった。
お嫁入したお小夜様とまた会える。

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あんちゃんシリーズ第4弾です!

今回の巻は本当に料理が面白かった。
そうだよ牛肉とか豚肉とかなかったんですよね、江戸時代!
「鉄板に油をひいて焼いて食べる」ことに行きつくまでのいろいろが面白かった。
天ぷらはあるのに不思議だな~肉が普及して食べだしてから油で焼くってのが広まったのかな?とかいろいろ興味深くて楽しめました!

お嫁入して大人の女性になったお小夜さまはちょっと昔と違って、なんかさみしさも感じました。
どんどん時が過ぎて行って読み応えもけっこうすごい!
あんの人生がどこに行きつくのか、気になるんですよね~

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