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「後宮の烏 7 (集英社オレンジ文庫)」を読みました! [今読んでいる本]

「後宮の烏7 (集英社オレンジ文庫)」を読みました!

後宮の烏7 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏7 (集英社オレンジ文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/04/27
  • メディア: Kindle版


後宮の奥深くにある「夜明宮」には、妃でありながら夜伽をすることのない「烏妃(うひ)」と呼ばれる妃が住んでいる。
特別な術を使い、代償さえ払えば失せもの探しから呪殺まで行うという。

当代の烏妃・寿雪(じゅせつ)は、先代烏妃・麗娘(れいじょう)から、「烏妃」という特殊な役目からまわりに極力人を置かず、皇帝との親交もやめるよう言い残されていた。

だが皇帝・高峻(こうしゅん)や事件を通して触れ合う人たちとの交流が少しづつ広まり、闇と静けさの夜明宮があたたかな場所に変化して-------。

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烏妃のなかの女神「烏漣娘娘」を解放するためには烏漣娘娘の半身が必要だ。
その半身を烏漣娘娘と敵対する鼇(ごう)の神が狙う。

寿雪も烏漣娘娘の半身を取り戻すために城を出て遠い島へ向かう。
それぞれの場所で、それぞれが戦いに挑む。

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完結しました!
どの巻もぎゅっと内容が詰まっていて話のテンポもよく、ぐいぐい引き込まれたこのシリーズ。
とうとう完結してしまいました!もう一度最初から読むかも!(笑)

いろいろな人たちの決着の場所、いろいろ考えることがあって余韻たっぷりです。
でも、そうか、高峻と寿雪はそういうことになるか。
想像はしていた。
2人の幸せが控えめすぎて切なかった!

いろんな人の話が濃く描かれていて、いろいろ思うところあるんですけど、
涙が出てきたシーンは最後寿雪が花娘(かじょう)に会いに行くところです。
なんか何度よんでも涙が出てくるんです。
見どころいっぱいあって、このシーンが好き、というところがいっぱいある巻ですけど、そこが一番好きかも(笑)

切ないけれどあたたかみのある読後感でした。
ああ、一言では伝えられません!(笑)

素晴らしいシリーズでした!
ありがとう!読めてよかった!
やっぱりもう一度最初から読み直すでしょう。

アニメ化するらしい。
さて、アニメでも感動したいですが。


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